たくさん話してみる。話すための場が整う。

ひたすら話すことの効果。


今日帰る前にリーダーと軽く状況確認などしていて
普段全く話題にもしない、保守メンバーの話などはじめるので
めずらしいなぁ、と思っていたら

「僕もさ、ちょっとこれからは保守にも力入れた方がいいかと思って」


これまで、
必要最低限だけをしっかりやればいい、
保守なんかがんばらなくていい、
という趣旨の人だったので

急にこんなこと言いだして
「あ、そうなんですねー」と軽く受けつつも
ひそかに心の中でガッツポーズでしたー!!


私は、保守がお客様とのつながりとものづくりの起点になる、と思ってるので
ほんとめちゃくちゃ意見合わなくて
衝突しまくり(というか、意見あげてはスルー)で

それでもしつこく言う
→とりあえずしつこく言うことには慣れてくる
→提案(意見)はまとめてほぼ決めていても確認して状況と方向性を共有してもらう
→意見は合わないけど自分の責任でどうぞ、な状態になる
→しつこくいちいちお伺いたてたりする
→とりあえず聞くのは当たり前になってくる
→どうせ反対意見言うけど聞いてやるぞ、くらいになる
  反対はしてもある程度許容はしてくれる
→意見あげて「決めるのはリーダーが!」ともっていくとか
→なんだかんだ言いつつリーダーが決定の形をくれるようになる

みたいな感じで変わってきての、今日のセリフ。


とにかくしつこいくらいに話す!!
ちょっとしたことでも確認したり報告したりで、参加してる感を感じてもらう!
というのを心がけて
さりげなくでもしつこく巻き込む巻き込むとしていったのが
効いたのかなぁ、と嬉しい。


どう心境が変わったのか決め手はわからないし
製品開発の状況とか市場の状況とかほかの要因も絡んでるとは思うけども。


説得したりお願いしたり、
おだてたり持ち上げたり、
ちょっと強引に返事もらったり進めたりと
あれやこれやとそのときそのとき効きそうないろんな手でやってみて

この人だからこの状況だから効いたやり方、ではあるだろうし
誰でもいつでもこんなやり方がいいよというつもりはないけど

でも確実に
自分からしょっちゅう話してみることは、合意形成には効果ある。

お願いしたい、承認や許可もらいたい、というときだけでなく
しょーもないことでも普段から話してみること。

相手も身構えなくなるだろうし
自分も相手の癖などわかってくる
そしたらコミュニケーションとりやすくなるもんね。


苦手ではあっても、意見も合わなくても、
人となりや考え方わかれば
苦手感も薄れるし、そういう人なんだな、と思うだけで特に嫌いでもなくなる。
(考え方がどうしても嫌い、という場合もあるけど、
  よほどじゃなければ差異だと認識するだけのことだと思う)


話をしてたら思い通りになるとわけではないけども
確実に、伝えるための場を整えることにはつながる。

こういう、地道に場をつくる作業が、
すぐに効果でなくてものちのちに大きくきいてくるのだと思う。

だから
苦手だとか効果ないとか言わずに片手間でもいいからやってみたらいいですよ?
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