逃げる言い方が、相手に余裕を与えるときもある。
逃げる言い方と、(ツンデレと)、逃げを与えること、の話。
以前のこの話のさらにその後、というか小ネタ?
ちょうど今、うちのチームの商品リリース準備が終わったとこで、
今は残作業の処理や、発売前後の問い合わせのための確認などしてるのね。
で、私は事務処理系の作業も多くて
審査承認通らないとできない作業があるので
残ってるのが何か、リーダーに確認されてたんだけど
「あと、○○文書だけだったよね?」
と聞かれて
「書くのはそれだけなんですけど
発注書、はんこもらえてなくて、送るのできてないんです。」
と答えたら
「あれ、君、明日外出でなかったっけ?」
(以前なら言うまで外出把握してなかったのにちゃんと見てるんじゃんー)
「そうなんですよー
だから、困ったなーって思ってて」
(あまりにもさらっとあっけらかんと言ったからか、
後ろで上司が苦笑い…)
さすがに明後日になったら厳しいかなぁ、と
「○○さん(庶務の方。はんこくれる。)に
押印後スキャンして送ってもらえないか、メールしてみます!」
と言ってたら
「じゃあ、暇だったら送ってあげるから。
念のため、メールしといてよ。」
だって!!
暇だったら、って言いつつ
メールでのリマインド考えてるあたり
暇だろうがなんだろうがやってくれる気ですよねー??
すみません、できたらでいいので、って答えつつ
しっかりちゃっかり依頼メール出して帰りました(笑)
きっとさ、
暇だったからやってあげたけど!
みたいな、ツンデレ連絡がくるんだろうなー。
でも、助かるし、ありがたいと思う。
できたらやるけど、みたいな言い方、
リスク回避的な言い方だとは思うのだけども
プライベートはともかく
仕事で、しかもリーダーとか責任持つ人が使うのは
実はあまり好きでないんだよね。
逃げてる、気がして。
けど、今日の定例のときに、次のリリース予定と工数見積の話をしていて
委託先のリーダーに対して
「次のリリース予定は○○までにというつもり。
僕の中では、絶対、って思ってます。」
「だけど、僕の中では、であって
場合によっては無理なこともあるだろうから、それでいいです。」
みたいな言い方をして。
なんて曖昧な、とも思ったけども
ここではこんな言い方もありかもなぁ、と思ったんだよね。
この内容だから、ではなくて
相手が、めちゃくちゃリスク回避傾向の人だったので。
絶対、が強かったら
いつも増し増しな見積やスケジュールがさらに盛られてくるとか
できないこと先に削る調整入るとか
リスク回避のための行動が強くなるかもしれないもんなぁ、と。
絶対、が理想だけど、調整はする、というのは
絶対、と言ってても、そうでなくても、
事実として、何かあればそうすることには変わらないので
だったら、
リスク回避傾向強い人には、
逃げの部分をつくって提示するのはいいかもしれない。
そこまで考えて言ったのかはわからないけども。
苦手だな、と思う伝え方も
頭から否定したり使わないとしないで
どういうときに使えるかな、と考えてみたらいいかな、
と思ったできごとでした。
やっぱ伝えることって奥が深くておもしろいなと思う。