祖父を想うつれづれ。

祖父が急逝して。


何の前ぶれもなく
(入院したとか容体悪化したとか)
突然母から電話があったので

若干思考停止して
現実感ないままの帰省となりました…


まぁ、もう101歳だったし
夏にあったときには
歩くのも食べるのもちょっと大変なくらい
弱ってきていたし
ちょっと体調悪くなっては入院や検査入院してたので
急じゃない、といえば、急じゃないのかなぁ。


100歳のお誕生日に似顔絵プレゼントしたくて
でも結局描く時間ないままで
いつか描こう、今度こそは、と思いながら
そのままになってしまったのが
すごい心残り。

小さい頃から、
絵やお手紙あげると
おじいちゃんもおばあちゃんも喜んでくれて
今でも毎年年賀状楽しみにして取っといてくれてて
(いつも自分でデザインしてるので)

だから余計に。


おじいちゃんちには
天皇陛下に勲章もらったときの写真の
画家さんかなんかに描いてもらった
すごく立派なそっくりな似顔絵が飾ってあって

そこまでのレベルは無理でも
プレゼントするなら上手に描きたい
すごいなって思ってもらいたい、
と思ってしまっていて
それもあって今まで描き進められなかったのもあるけど

絶対、私が描いただけで喜んでくれるから
今自分が描けるものを素直に描けばよかったなー。
うまいとかそういうのでなくて
私だから描けるおじいちゃんの絵を描けばよかったな…



夏帰ったときに
結構体調悪いと聞いてたおじいちゃんが
ゆうきとだいきとじゃんけんとかして
大笑いして楽しそうで

その瞬間を
描かなきゃ、描きたい、と思って
スケッチしたのだけど
(実際は大笑いは終わっちゃったとこになったけど)
それは何か胸騒ぎだったんだろうか。

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古風で頑固もののおじいちゃんと
勝気で新しもの好きのおばあちゃんと
喧嘩ばっかりしてたけど
喧嘩するほど仲がいいの典型的なような。

おじいちゃんの絵を描いてて
お手紙と一緒におじいちゃんにあげようと思ったんだけど
おばあちゃんいる?って聞いたら
お棺にはいれないで、おばあちゃんにちょうだい、と言われて。

じゃあ、おじいちゃんは、
おばあちゃんの絵がほしいかも?
さみしくて連れにきたら困るしね、と思って
おばあちゃんの絵を
おばあちゃんを見守っててねとメッセージ添えて
お手紙と一緒に渡しました。
天国で見てくれたかな…

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急いで描いたからバランス崩れてる!
おばあちゃんはもっと美人だ、と
つっこまれてたりして。


写真は真面目な顔なのが多いので
笑ってるところ思い出して描きたいなー。
若い頃の写真がえらい美男子だったので
それも模写してみたいかも。